2018年10月31日

冬がくる前に知っておきたい結露対策

ここ数日で朝晩の寒さがぐっと増してきましたね。冬になると外気と室内温度の差で結露が起こります。結露をそのままにしておくとカビやダニが発生して、アレルギー症状を引き起こしたりします。毎回ふき取るのもなかなか大変な作業、今回は賃貸でもできる結露対策をご紹介します。

湿度に注意!こまめな換気を

冬は乾燥が気になって加湿器を付けたり、寒さで乾きにくい洗濯物は室内干しの機会が増えますよね。結露に大敵なのはズバリ、湿気です。空気中に含まれる湿気が窓から伝わってくる冷気によって冷やされ、水になって結露となります。暖房によって暖められた室内は窓を閉め切ることも多いため、湿気がこもりがちになります。出来るだけ屋内と室内の温度差が低くなるように、こまめに換気をしましょう。また加湿器も焚きすぎには注意しましよう。お水がなくなったら、少し時間を空けてみるのもいいですね。

窓ガラスに断熱シート

二重窓で空気の層を作り冷気が室内に入ってくるのを防くごとで結露を防げます。しかし賃貸だとリフォームは難しいですよね。そんなときは断熱シートを張って冷気を遮断しましょう。吸水性の高い新聞紙でも代用することが可能ですが、陽が入らなかったり見栄えもあまりよくないので、夜の対策に使うなど分けて使ってもいいですね。

食器用洗剤で拭き掃除

食器用洗剤の界面活性剤が水をはじいてくれて、結露がつきにくくなります。
水100~200mlに2、3滴入れて薄めた液で窓を拭きましょう。1週間ほどで効果が切れるため定期的な作業が必要ですが、毎日結露をふき取ることを考えるとぐっと楽ですね。

燃焼系の暖房器具に注意

賃貸の場合、大抵の物件にエアコンが取り付けられているかと思いますが、1LDK以上の場合設置されていないお部屋もありますよね。石油ストーブやファンヒーターは部屋を早く暖めてくれるので便利ですが、火で燃やすタイプは水蒸気が発生し湿度が高くなります。エアコンやオイルヒーターなど燃焼しないタイプをなるべく使用して湿度の上昇を抑えましょう。
また、暖房器具とサーキュレーターを組み合わせて使うと部屋の空気が循環して、窓側の空気もまんべんなく暖められるため結露防止につながります。

最後に

いかがでしたか?
結露に気づいた時に拭き取るのがいちばんですが、お仕事や家事などでなかなか気を回せませんよね。断熱シートを貼るなど早めに対策をして、カビの発生を防ぎましょう。