2019年5月9日

考えていますか?住宅火災

近年、住宅火災によって年間約1000人の方が亡くなっています。
住宅などの財産だけでなく命も奪う恐ろしい火災。
命を守るために日頃からしっかり対策をとりましょう。

日頃の対策

出火を防ぐポイントと対策

1.出火の三大原因である「たばこ」「ストーブ」「こんろ」からの発生を防ぐ!

  • 寝タバコをしない
  • ストーブのまわりに燃えやすいものを置かない
  • こんろの使用中にその場から離れない

2.「住宅用火災警報器」を設置する!

平成21年6月に義務化されましたが、まだ2割の世帯が設置していません。まだの方はすぐ設置を。


3.寝具やカーテンには「防炎品」を使う!

布製品の燃え広がりを抑えるために、燃えにくい「防炎品」を使いましょう。「防炎ラベル」が目印です。


4.「住宅用消火器」を備える!

初期消火に役立つ消火器。住宅用は軽量で使いやすくなっています。備えておくと安心。

5.ご近所と協力体制をつくる!

特にお年寄りのいるお住まいでは、早めの避難が大切。助け合えるように日頃からコミュニケーションを。

火災予防のために

「住宅用火災警報器」のメンテナンスのポイント

1.掃除

ホコリや水滴などは誤作動や故障の原因に。本体やそのまわりはいつもキレイに。

2.動作チェック

少なくとも年2回は「取扱説明書」に従って点検しましょう。また、自動試験機能がついていない製品は交換時期がきたら交換を。

3.故障・電池切れ

故障したり、電池切れになった場合は、「取扱説明書」をよく読んで正しく取扱いましょう。

火災が発生したときのために

消火器の使い方

step1 安全ピンを引き抜く

step2 ホース(ノズル)を火元に向ける


step3 レバーを強く握って(押して)噴射


ポイント
風上に立って炎を狙うのではなく、火の根本に左右に振って消火しましょう。