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2016年10月25日

たまみ先生に聞く!介護保険相談会

ネットの普及により、必要な情報を手に入れるのは簡単になりましたが、
介護に関わることは、一人ひとりの健康状態や生活状態によって異なります。
行政の相談窓口や地域包括支援センターなどを積極的に活用しましょう。

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マサ子
「介護保険のこと、少しは詳しくなれたように思います。そこで、たまみ先生に相談したいことがあるのですが…」

たまみ先生
「ええ、どうぞ。」

マサ子
「私の友人なんですが、75歳のお父さんがおられ、1年ほど前から首と腰と膝に痛みを感じるようになったそうです。最近はトイレやお風呂で立ち上がるのもきついということなのですが、そんな状態でも介護保険サービスを使うことはできるのでしょうか。以前に、病気もなく痛みだけなら、介護保険サービスは受けられないと聞いたことがあるので、私もうまくアドバイスできなくて…。」

たまみ先生
「65歳以上の方で、病気や加齢で日常生活に支障をきたす状態の場合、介護保険サービスを利用できる可能性はあります。躊躇されることなんてありません。ご友人は介護保険の認定申請はお分かりでしょうか?」

マサ子
「それはネットで調べており、知っているようです。市区町村の高齢福祉課に行けばいいのですよね?」

たまみ先生
「そうですね。ところで、そのお父様は、ひとり暮らしですか?」

マサ子
「いいえ、娘である友人と一緒に暮らしています。お母様はすでに亡くなっていますので、2人暮らしですね。」

たまみ先生
「では、現在は、ご友人がお父様のお世話をされているのですね。」

マサ子
「ええ。でも、彼女の仕事が販売業で、帰りが常に夜9時くらいになり、お父様のひとりの時間が多いことが不安だと言っていました。ひとりの時にトイレやお風呂でケガをしないか、とても心配なので、手すりをつけるなどのリフォーム工事を考えているようです。」

たまみ先生
「介護保険に住宅改修費の支給というサービスがあります。手すりの取り付けや段差の解消など、在宅での生活に支障がないように住宅を改修した費用について、その9割分を支給するというサービスです。」(※)

マサ子
「そうなんですか? 知りませんでした。工事してから申請してもいいのですか?」

たまみ先生
「いいえ。介護保険の認定を受けてからで、かつ、工事の着工前に申請の必要があります。そのことも含めて、まずは介護保険の認定申請を早急になさってください。」

マサ子
「わかりました。早速、友人に伝えます。ありがとうございました。」

 


 

(※)住宅改修費の支給について
要介護者等が、自宅に手すりを取り付けるなどの住宅改修を行おうとする時は、必要な書類(住宅改修が必要な理由書等)を添えて、申請書を提出し、工事完成後、領収書等の費用発生の事実がわかる書類等を提出することにより、実際の住宅改修費の9割相当額が支給されます。なお、支給額は、支給限度基準額(20万円)の9割・18万円が上限となります。

 

2016年10月25日

40歳以上なら、知ってて当然!? 介護保険のキホン

もし、あなたが40歳以上なら、介護保険料を支払っていますよね。
だったら、当然、介護保険制度のしくみや手続きについて、知っているはず。
でも、案外「よく知らない」という方が多いようなのです。
厚生労働省の調査によると、平成25年度の40~64歳の方の介護保険料の平均負担額は、毎月4,966円。
自分が納めている保険料がどのように運用されているのか、
払っている立場からも基本的なことは知っておかなければなりません。
また、いざ使うとなった時に何も知識がないと、スムーズに介護保険サービスを受けることもできません。
大介護時代は目の前。自分たちのためにも、親のためにも、40代・50代のうちからしっかり老後を学んでおきましょう。

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アドバイザーはたまみ先生!
読者代表のマサ子さんトシ夫さんと一緒に4つの疑問を解決していきましょう。

今からしっかり老後を学ぼう

Q1. 介護保険サービスは、私たちが支払っている介護保険料ですべてまかなわれているのですか?
Q2. 介護保険サービスは、すぐに使えるのですか?
Q3. いざ介護保険サービスを受けたとして、いくらぐらいかかるのですか?
Q4. 介護をする側がよりゆとりを持てるプランにするには、どうすればいいですか?
番外編 『たまみ先生に聞く!誌上相談会

次回はQ1の疑問を解決いたします!!
引続き気になる介護保険のキホンを要チェック!

2016年10月24日

不動産でも?クーリングオフ制度

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不動産売買でも、クーリングオフが適用されることはご存知ですか?
クーリングオフ制度は宅地建物取引業法で定められています。
不動産を買う側、売る側どちらの方にも知っていてほしい不動産のクーリングオフ制度についてご紹介します。

 

対象になるのは

クーリングオフ対象外となってしまうケースもあります。対象かどうかを判断するには、売る人と契約を行った場所が重要です。
まず、売る人。条件は、宅地建物取引業者であるということです。個人もしくは、宅地建物取引業者以外の場合はクーリングオフが適用されません。なので、購入するときに売る人が宅地建物取引業者かどうかを知っておく必要があります。
次に契約場所。宅地建物取引業者の事務所や関連建物で契約したのであればクーリングオフは適用されません。
また、買う人側が自宅での契約を希望した場合もクーリングオフは適用されません。

不動産を購入しようと考えている方は、万が一のときにためにも上記の適用条件を知っておくことが大切です。
個人の不動産売却を利用する場合はトラブル防止のためにも評判を確認しておきましょう。

 

売る側も知っておくべき

不動産売買のクーリングオフ制度は、売る側も知っておくべきです。
個人で不動産を売る場合、クーリングオフ制度を知っていることで、不正にクーリングオフを利用されることを防止できます。
適用条件には、「宅地建物取引業者である」ということがあるので、個人の場合はクーリングオフ対象外です。なので、契約相手から破棄の依頼がきても、焦ることなく対応することができます。

 

不動産のクーリングオフ制度はあまり知られていないかもしれませんが、不動産売買を行う上ではしっかり理解しておくことが大切です。

 

2016年10月24日

流れを知ろう!土地売買契約

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不動産は、個人が持つ資産の中で、かなり高額なものです。
普段の生活の中で行うコンビニで飲み物を購入するというような売買とは違い、不動産の売買はいろいろな手続きがあります。
トラブルを起こさないためにも、土地売買の手続きの具体的な流れついてご紹介します。

 

土地売買の具体的な流れ
1.査定の依頼

土地をいくらで売るのかを決めるために、不動産屋さんに査定を依頼します。
このときに立ち合って現地調査をし、固定資産税評価証明書の取得などを行います。

2.募集価格の決定

不動産屋さんに査定してもらった金額を参考にし、募集金額を決めます。
不動産の売買は、買う人から募集金額の値下げの交渉が入ることも多いので、
募集金額から多少値下げすることを考えた金額に設定することをおすすめします。

3.媒介契約

正式に売買の募集をスタートしてもらうために、不動産屋さんと媒介契約を結びます。

4.買付申込み

買う人からの買付があったら、条件などの調整を行います。値下げの交渉がなくても、手付金の金額や契約の日などを不動産屋さんと話し合います。

5.重要事項説明書

不動産屋さんから買う人へ重要事項説明をしてもらいます。

6.売買契約締結

売る人、買う人の両者が土地売買契約書に署名捺印をし、買う人から売る人に手付金の交付をします。

7.融資に承認

この段階で買う人が融資をする場合は、融資の本査定の結果がでて金融機関と金銭消費賃借契約を結びます。

8.決済・引き渡し

手付金を差し引いた残りの金額を支払い決済を行います。
同時に土地の所有権移転登記をし、買う人に土地を引き渡します。抵当権がある場合は、所有権移転登記と一緒に抵当権抹消登記も行ってください。
また、仲介に入った不動産屋さんに仲介手数料を支払います。

 

土地売買は高額な資産のやりとりになります。そのため、不動産屋さんはプロですが、トラブルを起こさないためにも、任せきりにするのではなく、買う人売る人両者ともが、土地売買について理解をしておくことが大事になります。

 

2016年10月24日

引越費用を安く抑えるコツ

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引越を何度も経験された方は、要領がよくわかっているので、手際よく安く引越を済ませることができるそうです。
引越が初めての方であっても引越費用を安く抑えるコツをご紹介します。

 

引越料金に内訳

引越をするのに、荷物が少ない人や引越先で家電や家具をそろえるという場合は宅配便の料金だけで済むので、それほど費用はかかりません。
しかし、引越業者に依頼して行う引越は、トラックや作業員の人件費、梱包資材などがかかってきます。内訳はこちらです。

  1. 【基本料金】荷物を運搬する距離や時間によって変動。
  2. 【割増料金】休日や引越シーズンの場合に追加される。
  3. 【人件費】1人当たり12,000円~15,000円程度(1日8時間以内)。
  4. 【梱包資材代金】段ボール、ガムテープなど。
  5. 【オプション料金】荷造りやエアコンの付けはずしなどの作業を頼んだ時の追加料金。
  6. 【その他】フェリーやリフト車、レッカー車など荷物の運搬のために使う料金。

 

安い時期は

引越シーズンは、新生活がはじまる3月~4月、転職など移動が増える9月~10月といわれています。
安く引越するには、引越シーズン以外の時期がねらい目であり、さらに平日を選ぶと割増料金もかかりません。

値段交渉について

引越をするときは、一般的に複数の業者に見積りをとってもらいます。大手企業2社、中小企業2社程度が目安です。
契約は見積書を見比べて、一番納得のいくサービスと料金を提示してくれた業者としましょう。
値段の交渉はできるだけ1日で済ませるのがいいです。午後の早い時間までに、1業者1時間ほどの時間でスケジュールを組み、夕方には業者を決めましょう。
値段の交渉は「他の業者は○○万円なんですが、おいくらになりますか?」というような質問形式でするといいです。無理な値段は提案せずに、常識の範囲内で交渉してください。
また、契約する業者を決める前に段ボールを置いて行かれそうなることもありますが、その時は必ず断りましょう。
 
引越費用を安く抑えるためには、割増料金のかからない時期や平日を選び、オプションに頼りすぎずに自分でできることは自分ですることです。
 

2016年10月21日

自分にあった物件探しのコツ

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入学や就職、単身赴任など、新しい環境で生活をはじめるときには
新居を見つけなけらばなりません。
人生の中でそう頻繁にはない物件探しだからこそ、
自分にあった物件を見つけたいですよね。

最近では、調べればたくさんの情報をインターネットから得ることができます。
しかし、たくさんの情報があるのでどれが良いのかわからなくなってしまうこともあると思います。

そこで、インターネットでの検索から実際に内覧する際までのコツをご紹介します。

 

条件の整理

まずは、どのようなお部屋に暮らしたいかを挙げてみてください。
理想通りのお部屋が見つかれば、スムーズに物件探しができますが、現実ではそううまくいきません。
賃貸物件サイトで理想の条件をたくさん指定すると、検索結果は家賃の高いお部屋ばかりになってしまいます。

そんなときには、理想のお部屋の条件を不動産屋さんに提示し、相談するのもひとつの手です。
ぼんやりとしていたり、曖昧な考えも、プロがくみ取ってくれアドバイスをもらうことができます。
アドバイスによって、理想のお部屋の条件の妥協点も見つかるかもしれません。

 

契約条件

賃貸物件の契約条件は様々な内容が含まれています。
敷金・礼金0キャンペーン物件や、フリーレント物件など同じ物件でもいくつかの契約条件があり好きな条件で借りることができる物件などもあります。
まだネットに掲載されていない新しい情報や、直接家主さんと交渉することが可能な物件もあります。
また、図や文字だけで情報を得るよりも物件のことをよく知っているスタッフに聞く方が、周辺のことなどの、メリットからデメリットまで教えてくれます。
このような契約内容はインターネットの情報だけでは手に入りにくいので、必然的に物件の選択肢を減らしてしまうことになります。

 

実際に見にいこう

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部屋の中はインターネットの情報だけではわかりません。
実際に自分の目で確認しないとわからないことがたくさんあります。

物件を実際に見に行ったときにしてしまいがちなのは、部屋の中だけを見てしまうことです。
駐輪場や駐車場を借りたいとお考えの方は、中型以上のバイクが置けるかどうかや、立体駐車場や屋根付きの場合は高さが大丈夫かなどの確認が必ず必要です。
周辺環境も大事で、駅からの道のりや、窓から見える環境などもしっかり確認しておきましょう。

 

内覧する天気

お部屋探しをするときに、多くの方が晴れた日の昼間を希望すると思います。明るい部屋がいい、洗濯物が乾きやすいほうがいいからなどの理由が思いつくと思います。
しかし必ず晴れた日がいいというわけではなく、晴れた日では気付きにくいこともあります。
駐輪場の屋根の有無であったり、共用の廊下や階段、エントランスの滑りやすさなど、雨の日の内覧だからこそ気付けることもあります。

内覧する時間帯

多くの方は、仕事や学校で昼間は家にいることが少なく、夜のほうが家で過ごす時間が長いのではないでしょうか。
昼間は明るく人通りが多くても夜は街灯が少なく暗いことや、昼間は気にならなかったけど夜になるとまわりの音が気になるという場合もあります。このように夜にならないとわからないこともあります。
しかし、気をつけなけらばならないことがあります。内覧するときに部屋の電気がつかないこともあります。
その場合は部屋の中をしっかりと確認することができないため、昼にも内覧することをオススメします。

いい物件に出会うためには、自分の理想の条件を照らし合わせ物件を絞り、不動産会社で情報をもらい、実際に自分の目で部屋の中や物件のまわりの環境を確かめることが大切です。

2016年10月19日

気になる!光熱費の相場

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毎月支払う光熱費。
各家庭によって金額は異なっています。
他の家庭で支払われている光熱費がどれくらいか気になりませんか?
そこで、光熱費の相場をご紹介します。

 

居住人数別(一か月)
一人暮らしの場合 二人暮らしの場合
光熱費 約7,500円 約20,000円前後
  内訳
電気代 約3,000円 約10,000円
ガス代 約2,500円 約4,500円
水道代 約2,000円 約5,500円

光熱費が最も高いのは、暖房器具を使う冬。その次に冷房器具を使う夏。
そのあとに春、秋と続きます。

一人暮らしと二人暮らしの光熱費を比較すると、
2倍以上の差があることがわかります。
これは、点灯や点火の回数が増えることなどが原因とされています。
基本的に電気やガスは点灯・点火のときにエネルギーを一番使うので、
こまめにつけたり消すよりもつけたままのほうが光熱費が安くなります。

 

地域別(年間・二人以上世代)
北海道 約24,000円
北陸・東海 約20,000~22,000円
関東・近畿・中国・四国 約18,000~19,000円
九州 約17,000円
沖縄 約16,000円

居住人の数によって光熱費の相場が変わりますが、
地域によっても光熱費の相場は変わってきます。
暖かい地方の沖縄と寒い地方の北海道では、
1年間の相場で見ると、約108,000円もの差があります。
暖房器具の使用によって大きく光熱費がかわってくることがわかります。

光熱費は居住人の数、季節や契約プランによって変わりますが、
この相場より高くなりすぎないように、日々の生活を見直してはいかがでしょうか。