2019年4月24日

失敗談から学ぶマイホームを購入するときのポイント

一生に一度の大きな買い物、マイホーム。憧れと夢を詰め込んだこだわりの家…になるはずが、実際に生活してみるとこんなはずじゃなかった…なんてことも。そんな失敗談からマイホームを購入するときに注意したいポイントをご紹介します。


キッチンは動線が大事

オシャレでスタイリッシュなアイランドキッチンにしたけど、収納が意外と少ないし油はねやにおいがリビングまでこもりやすい。

アイランドキッチンは壁がなく、開放感がある分収納が意外と少ないのです。壁から独立しているので調理器具を壁にかけることもできないし、吊り棚は振り返らなければありません。時間がなくて急いでいるときにはちょっとした動作でもストレスになってしまいますよね。シンク下に大容量の収納スペースを設けるなどの工夫が必要です。また、リビングからキッチンが丸見えなので、日々整理整頓をしておかないと急なお客様が見えた時に、気まずい思いをすることも。
アイランド型だけでなく、ほかにも対面キッチンの種類がありますので使い勝手を重視して選びましょう。


温度管理が思いのほか大変な吹き抜け

明るいリビングに憧れて吹き抜けを作ったけれど、エアコンの効き目が悪くて電気代がかかる。

あまり土地に余裕がなくても、天井を高くすることで室内を広く見せることができます。吹き抜けのリビングは光も入りやすく明るくて広い印象を受けます。しかし天井が高い分、冷暖房の効き目が悪くお部屋全体の温度管理が大変なうえ電気代も嵩みますよね。また音が2階に筒抜けなので、受験期のお子様がいる場合は要注意です。


コンセントが足りない!

間取りに気を取られて、いざ家具を置いてみたらコンセントが足りない!なんてこともよく耳にします。

設計図ではなかなか家具の配置を想像しにくいですが、ある程度決めておかないといざ家具を配置してみたら数が足りないかったり、近くにコンセントがないことも。また、キッチンや洗面所などの水回りで冷蔵庫やレンジ、ドライヤーなどの家電用のコンセントはあっても、床に近いところに配置してなくて掃除機が使えない!なんてこともありますので、日常生活を送るイメージをしっかり持って内装を考えましょう。


大は小を兼ねない場合もある

浴槽にゆったり足を伸ばして入れる広さにしたけれど、ガス代や水道代が想像以上にかかる。浴室も広いので冬は寒い。

一日の疲れをとるお風呂。できれば足を伸ばしてゆったりリラックスしたいですよね。しかしあまり広すぎても光熱費がかさみ、掃除も大変。かといって狭すぎても落ち着かない。なかなかちょうどいい広さを見極めるのは難しいですが、ショールームなどで納得のいくまでじっくりと検討しましょう。


最後に

いかがでしたか?10年、20年ずっと長く暮らしていく家だから妥協はできませんよね。賃貸では実現できなかった憧れを詰め込んではみたものの、実際に生活してみると不便だったり使わない設備が出てきたりします。デザイン性をや使い勝手など優先順位を決めて、理想の家づくりの参考にしてみてください。