2020年3月17日

新しい一人暮らしのスタイル


一人暮らししたいけど、家賃は抑えたいし、一人では不安。
そんな方におすすめなのが、ルームシェアやシェアハウスという新しい一人暮らしのスタイル。
今回はその新しい一人暮らしのスタイルのメリット、デメリットをご紹介します。

ルームシェアって?

ルームシェアとは、賃貸マンションに複数人で住む暮らし方です。
2~4LDKの物件をシェアして生活し、同居人のことは「ルームメイト」といいます。
ルームシェアは友達同士ですることが多いため、知らない人と住むことはほとんどありません。
また兄弟姉妹やいとこなど親戚と住むことも多く、基本的に同居人とは恋愛関係にないことが特徴です。

ルームシェアのメリット、デメリット

ルームシェアを行なう一番のメリットは、経済的な負担が軽くなることです。
例えば、1Kで家賃が月7万円の部屋を借りる場合と、2LDKで家賃が月10万円の部屋をシェアする場合では、一人につき2万円の家賃軽減が図れます。また、水道光熱費も折半で支払うため、生活コストを抑えることができます。共用で使用する電化製品を共同で購入すれば、初期費用も少なくて済みます。
一方でデメリットもあります。
まず、大家さんに入居を許可してもらいにくいことです。次に完全にプライベート空間を確保することは難しく、一緒に住むことで物音にストレスを感じることも多く、トイレや洗面所、シャワーなどの順番待ちが発生したり、ルームメイト間で発生したトラブルは、自分たちで対応する必要があります。

じゃあ、シェアハウスは?

シェアハウスとは、一軒家などを複数人でシェアして生活することです。
知らない人同士で住むことが多いですが、運営会社が対応しているため不安を感じることはほとんどありません。

シェアハウスのメリット、デメリット

シェアハウスのメリットは、ルームシェアと同じで入居の初期費用や生活費などが抑えられることです。
また、シェアハウスには冷蔵庫・洗濯機・テレビ・ソファーなど生活に必要な家具・家電がすでに設置されていることも多く、新たに購入する必要がない物件も増えています。
一方、ルームシェアと違い知らない人同士のため、相手と気が合わないとメリットから一転してデメリットになってしまいます。
例えば、共同生活のマナーに関するズレがあるとトラブルに発展することも。共同スペースのキッチンやお風呂、トイレなどの掃除やゴミ出しなどがきっかけになりやすく、些細なトラブルの積み重ねで、人間関係に亀裂が生じてしまう場合もあります。

シェアハウスの次はソーシャルアパートメント!


ソーシャルアパートメントとは、自分の時間や空間はマンション並に確保したいという方向けの新しい一人暮らしのスタイルです。
プライバシーを守りながら、入居者同士が集う共用ラウンジでコミュニケーションを楽しむことができます。
シェアハウスと違って事業者が介在することで、共用部分の付加価値、管理運営面のサービス、機能、アメニティー等が充実しているのが特徴です。
だた賃料はシェアハウスよりも高めに設定されていることが多いです。

最後に

一人暮らしはしたいけど、予算を抑えたい。
憧れの都市で暮らしてみたいけど、家賃が高い。
そんな方は一度、ルームシェアやシェアハウスも検討に入れてみてはいかがでしょうか。