2017年5月15日

老後を見すえたリフォーム

 仕事を離れ、子どもたちも独立するなど、今後の人生を考えてリフォームされる方が増えています。
住み慣れた我が家で最後まで過ごしたいという思いを抱かれる方も多く、終の住処はバリアフリー対策もしっかり行いたいという声が多数。また、夫婦ふたりの暮らしを満喫するための空間づくりや、老後の楽しみに取っておいた趣味室の設置など、思い思いのプランづくりを楽しまれる方も。最後の住まいだからこそ、豊かな老後の第一歩になるはずです。さあ、あなたは、どんなリフォームを思い描きますか?

リフォームに関する調査結果発表

 「LifeLike」の読者を対象に、リフォームに関するアンケートを行いました。

Q1. あなたのご自宅は「バリアフリー対策」をした自宅ですか?

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 「すでにバリアフリー対策をしている」と回答された方のうち、60代の方の占める割合が37.7%。50代の方と合わせると70.2%にのぼります。「LifeLike」読者のバリアフリー対策への関心の高さがうかがえます。

Q2. どのようなバリアフリー対策をしていますか?またはしてほしいですか?(複数回答可)

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 バリアフリー対策の1位は「手すりの設置」で21.7%。続いて、「段差の解消、スロープへの変更」が15.0%となっています。意外に高かったのは、3位につけた「IHクッキングヒーターへの変更」。高齢者の火災原因に調理中の衣服への着火が多いことから、IHを導入される方も増えているようです。「車椅子対応」は低めの7位。やはり、実際に車椅子生活になるまで、住まいを車椅子対応にするのは控える方が多いようです。「足元灯の設置」の人気が高いのは、夜になるとトイレに行くことが増えたり、視力が衰えるからでしょう。

Q3. バリアフリー対策を実施、または考えたきっかけは?(複数回答可)

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 1位は「将来の必要性を見すえて」が63.9%。何かが起きてからリフォームするよりも、「事前に準備をしておきたい派」が圧倒的勝利でした。約6割の方が、早めのバリアフリー対策を行っているようです。

Q4. リフォームの際に重視する項目は?(上位3つ)

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 リフォームする時に何を重視するか、3つ選んでもらいました。1位は「予算、商品・設備の価格」で29.1%。やはり、何はともあれ予算、コストが最優先のようです。2位が「商品・設備の機能・品質」で25.0%、「リフォーム業者の技術力」が14.9%で「リフォーム業者の知名度・信頼度」を上回り、3位に入りました。終の住処、最後まで住む家ですから、しっかりとした工事を行って欲しいと思うのは当然かもしれません。また、子どもが我が家を受け継ぐなら、家を長持ちさせるという点において、大切なポイントになりそうです。

最後に

 アンケートにより、早いうちから自宅にバリアフリー対策をした、もしくはバリアフリー対策について考えている方が多くいることが分かりました。これからも今の家に住みたいと考えている方、元気なうちからバリアフリー対策をご検討してみてはいかがでしょうか。
 バリアフリー対策に興味のある方は、お気軽にお近くのワントップハウスまでご相談ください。

次回は、「夫婦の願いを叶えるリフォーム」についてお話しします。