2022年6月14日

梅雨の時期でも快適な介護を

梅雨イメージ
薄曇りの日も多くなってきたここ最近、そろそろ梅雨の時期がやってきます。
今の季節に気をつけたいこと、快適に過ごすコツなどをご紹介します。

梅雨の時期に気を付けたいことその1

肌トラブル

肌イメージ
湿度の高くなる梅雨時期から夏にかけては、ムレやかぶれがおきやすいです。
また、この時期はカビが繁殖しやすく、皮膚についてもカビと同じ真菌の一種である水虫やカンジダなどの感染症に注意が必要です。

快適にするポイント

肌トラブルを軽減するには、「乾燥させること」がとても大事です。

  • 汗をかきやすい部位はこまめにふいて清潔に
  • おむつの方は水気が完全に乾くのを待ってからあてる
  • カンジダや床ずれのリスクを軽減するには、よく乾かしてからオリーブオイルやワセリンなどを薄く塗っておく

梅雨の時期に気を付けたいことその2

体温調整

暑くなったり、肌寒かったり、気温の変化にも注意をしましょう。
高齢者は、暑さ寒さの変化に気づきにくく、周囲が暑いと感じているときでも快適だと思っていることがあります。
また、高齢になると汗をかきづらくなっていたり、色々な要因が重なり、室内でも熱中症にかかることも。

快適にするポイント

水分補給イメージ

  • 部屋の室温調整(温度は25~28度、湿度は45~60%程度)
  • こまめな水分補給と塩分の摂取

梅雨の時期に気を付けたいことその3

カビ

カビの胞子は小さく知らないうちに吸い込んでしまうことで病気がひきおこされる場合があります。
水虫、肺炎、喘息、鼻炎などカビが原因でひきおこされる病気は様々です。
水分補給イメージ

快適にするポイント

  • こまめな掃除や換気を行う
  • 部屋の中を適正な湿度(60%程度)に保つ
  • 空気清浄機の定期的なフィルター掃除も忘れないように

梅雨の時期に気を付けたいことその4

食中毒

食中毒の70~90%を占めるのが「細菌性食中毒」で細菌性食中毒の発生は6月から8月に多く発生します。
加熱イメージ

快適にするポイント

  • 食材は使い切る、冷凍する
  • 食材の十分な加熱
  • 手洗いの徹底
  • 消毒などを心がける

まとめ

老人イメージ
梅雨の時期は体調を崩しやすく、また皮膚トラブルがおきやすいので注意が必要です。
元気に過ごせるようにポイントをおさえて、快適に過ごしていきましょう。