2017年11月30日

仲介手数料不要の「不動産競売」とは?

gf1420371005皆さまは不動産を購入する際どのような方法で購入されているでしょうか?
普通であれば「買付証明書」を渡し、仲介業者を介しての売買契約となります。
それとは別に「不動産競売」で不動産を購入することが可能です。
今回はその「不動産競売」に関してご紹介していきます。

「不動産競売」とは?

不動産競売というのは住宅を購入するときは物件を担保にして住宅ローンを借りる場合が多いですよね。
その住宅ローンの返済が滞れば債権者(金融機関など)は困ってしまいますので、
裁判所へ申し立てをして強制的に換価処分に踏み切るのです。
これが「不動産競売」です。

「不動産競売」のメリットはあるの?

競売物件の購入一番のメリットは市場価格よりも安くで購入できるという点です。
場合によっては市場価格の7割前後で購入できるということもあります。
また、所有権移転登記は裁判所が行いますのでトラブルはほぼありません。

競売にかけられる物件のほとんどが住宅ローンの不払いが原因ですので、
優良と感じることが多いですね。その分競争も激しいです。
そして仲介業者を通さず購入になりますので、仲介手数料がかからないのです。

「不動産競売」のデメリットはあるの?

もちろんメリットがあるので、デメリットもございます。
不払いが原因で競売にかけられる訳ですから、内覧が出来ません。
お部屋を借りる際、中古物件を購入する際は細部まで確認を行うのは当たり前ですが、
その当たり前の確認が行えないのです。

他にも

  • 物件調査を短期間で行う必要がある
  • 落札が困難で手間がかかる
  • 購入代金の支払いは一括払いのみ
  • 明け渡し時にトラブルが起きる
  • 瑕疵(かし)担保責任がない

といったデメリットもあります。

最後に

「不動産競売」はメリットもありますが、デメリットも大きいです。
慣れないうち安易な購入はオススメできません。
この競売で投資に成功している方もいらっしゃるようなので、
じっくり研究してみてくださいね。